メイドインアビス #1 大穴の街

大満足。
南海の孤島に存在する直径1キロの巨大な縦穴「アビス」は、その中だけに生息する危険で貴重な生物と、発掘される理を超えた不可思議な機能を持つ「遺物」に魅せられた冒険者たちを引き寄せつつ、発見以来1900年を経た現在に至っても、依然その最深部は謎のまま人の手を拒んでいる。
なんかもう理想的な第1話!アビスの縁にへばりつくように広がる街があって、アビスで死んだ探窟家の遺児を世話する孤児院が探窟家の養成機関にもなってて、といった世界が、ハイクオリティの背景美術と丁寧な演出で見事に表現されている。
原作の1、2話に相当するエピソードだけれど、かなり大胆に再構成されていて、無駄のないあっという間の30分でした。
原作未読でこれだけ見ると油断するかもしれないけど、アビスの中はかなりハードでシビアな世界なので、3話目あたりは要注意かも。