宝石の国 #3 メタモルフォス

フォスフォフィライトは月人の落としていった巨大カタツムリに呑み込まれ、溶かされてしまう。池に落とされたカタツムリはいきなり小さく縮んでしまうが、後に残されたのは空っぽの殻だけだった。
タツムリ、と言われてもなんか足がいっぱいあるし、ウネウネしたよくわからない変な生き物。それがフォスの変わり果てた姿だと思い込んだダイヤは、フォスを元に戻そうとあちこち聞き回るが、みんなあんまりフォスを元に戻すことに関心がない。最後にシンシャから、殻を持つ生き物はなんでも取り込んで自分の殻にすると聞いて、残された殻からフォスのかけらを掘り出して集めることでフォスを元に戻すことに成功する。
タツムリは、ただのカタツムリでした。ただ、再生したフォスはカタツムリと喋れるようになったみたい。
夜の林を疾走するダイヤのシーンが、えらく気合が入っててすごかったんだけど、話の展開上は別に盛り上がるとこでもないし、ダイヤの思いつめた切迫感の表現なのかな。なんか無駄作画といいたい気もしたけれど、そこだけ切り取れば、気持ちの良いシーンでしたよ。
ダイヤの髪の毛がキレイ。フォスの悪口をずらずらと並べ立てるシンシャに、「告白でもされたの」と返すとこがよかった。