3月のライオン #24 混沌/隈倉

宗谷と隈倉の名人戦は最終戦へともつれ込む。柳原棋匠は盤面を「混沌」と評した。だが零にとって、義姉の香子と後藤と自分の関係こそが、混沌そのものだった。
終戦2日め、盤面は混沌としたまま、どちらが優勢とも判じかねる様相であったが、宗谷の意外な一手で隈倉の投了となった。誰も気がつかなかった鮮やかな詰めの手筋であった。
隈倉はがっしりした筋肉質の大男で、ケーキ3個を手づかみで瞬殺。とか、負けた悔しさをおくびにも出さずあくまで沈着冷静、でも夜中に宿の壁蹴破る、とか。いいキャラだなあ。後藤と隈倉、どちらも複雑な大人の男キャラです。
とはいえ来週までは、まだ平和なエピソード。