宝石の国 #4 魂・肉・骨

さてはお前、のびのび育ったな。
タツムリが殻から出てナメクジ呼ばわりされてると思ったら、いきなりぷるんぷるんな美少女になってビックリです。海の底を歩くシーンが、色も動きも本当にキレイ。ディズニー映画みたい。設定語りからユーグレースのヌードまで盛りだくさんで急展開で、どんどん面白くなってきた。
実はナメクジはアドミラビリス族の王ウェントリコススだったのです。塩水に浸かって縮んだので塩水が弱点かと思いきや、故郷は海の底だとか。王の言葉がわかるのがフォスだけなので、フォスが世話係にされます。王様、えらく軽い性格で、フォスとはいいコンビ。絶妙な掛け合いが楽しい。アドミラビリス族は皆月人に拐われて、海の底には誰も残ってないのですが、それでも帰ってきたからには故郷が一目見たいと言う王に誘われて、フォスも海に入ります。海に入ると、王は真の本当の姿に戻りました。ひらひらで、ぽよんぽよんしてて、ぷるんぷるんな美少女です。見てて一瞬何が起きたか分かりませんでした。水袋は特に貴重な部位なので讃えなければなりませんが、フォスには下品に見えるようです。
そして王から、設定説明が語られます。人間が骨と肉と魂に分かれ、骨が宝石に、肉がアドミラビリスに、魂が月人になったとか。
ここまででも十分盛りだくさんな内容で、引き込まれるように見てたら最後にまさかの急展開。王は弟を月人に人質に取られていて、フォスを罠に誘い込んでいたのでした。いきなり襲いかかる月人に、たちまち砕かれるフォスフォフィライト。砕かれたり溶かされたり、毎回ヒドイ目にあってるが今度は誰も知らない海の底だ、大丈夫なのか主人公。すごい引きだなあ。