3月のライオン #26 てんとう虫の木2/てんとう虫の木3/想い

ひなちゃんのクラスで、いじめが突然始まった。標的になった佐倉ちほはひなちゃんの小学校時代からの友達だった。ひなちゃんはなんとか力になろうとするが、事態はますます悪化し、ちほは学校を休みがちになり、ついに転校していってしまう。そして、矛先はひなちゃんに向かうことになった。
号泣しながらも歯を食いしばり、私は間違っていないと断言するひなに、桐山は心を揺さぶられる。桐山はちほに自分を重ねた。ずっと孤立して居場所のない少年時代を引きずっていた桐山に、ひなの確信は、信頼すべき他人が存在することを身をもって示すものだった。だから桐山は、救われたのは自分だと感じたのだ。
今回は、友達を助けたんだ、胸を張れ、とひなを激励するおじいちゃんとか、泣かせにかかってくる名シーンがいっぱいです。