市川春子「宝石の国」

足を失い手を失い、ついには頭まで失ってどんどん変わって行く主人公、というのもスゴイけど、どんどん複雑な性格になってってそれでも尚フォスフォフィライトはフォスフォフィライトで変わらない。最初の思いっきりいい加減で前向きな性格が土台になってるからだな。
前巻で月人に捕まって、月に連れてかれたところから始まります。それで月人と先生の関係は聞けたんだけれども、何もかも予想と大幅に違う結果にびっくりです。月は死に向かう欲望ータナトスの世界ですね。
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宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス)
宝石の国(2) (アフタヌーンコミックス)
宝石の国(3) (アフタヌーンコミックス)
宝石の国(4) (アフタヌーンKC)
宝石の国(5) (アフタヌーンコミックス)
宝石の国(6) (アフタヌーンコミックス)
宝石の国(7) (アフタヌーンコミックス)