忘却の旋律 最終話 「それでも旅立つ君の朝」

少年革命というか、ウテナの少年版という感じで成長を肯定したエンディングでした。キッズアニメではない深夜アニメで、こういうまっすぐに自分を信じられる少年キャラというのは珍しかったと思う。途中、迷宮島編のあたりでちょっと見るのがつらくなったけど、最後はかなり気持ちのいい終わり方で、好印象。

鉄人28号

敷島博士はメガネの上からマスクかぶってたんかい!
射殺された黒メガネがぼかされてるけどソ連のスパイを思わせることで、バギウムを巡ってベラネードと対立する謎の男がそのまま「核と冷戦」という戦後の象徴であったという構図が浮き出ました。暴走するブラックオックス、暴れ回るビッグファイア三世、いよいよ最終話です。高度成長に向かってしゃにむに走り出す時代の空気というのは、時期的には昭和30年代くらいまでかなあ。万博を境に、「モーレツからビューティフルへ」とか、余裕がでてくる。