蒼穹のファフナー

おお、まるで1年シリーズの4クール目のような盛り上がり。(あるいはテレビシリーズ後の劇場版のような)
ファフナーブリュンヒルデもどうせ使いこなせない、と竜宮島の司令官の人は余裕かましてますが。ブリュンヒルデの中の人はなぜか目覚めてお散歩中です。人型のコア、人型になったりオレンジゼリーの化け物になったり自由な「そこにいますか」、同化した茜ママ、どういう違いがあるのかないのか、よくわからないままです。劇中で不思議に思ってる人がいないのは、フェストゥムのパターンについてみんな詳しく知ってるからなんでしょうか。それとも、そういういろんなパターンのあることは最高機密でほとんどの人はそもそも気づいてないという設定なんでしょうか。コアの部屋まで難なく侵入され、おまけにコアのカプセルが空っぽになってることにも気づかない司令官もお間抜けではありますが、コアが島のどこにいてもシステム的には関係ないらしいってのもわかったようなわからないような。話の流れからするとカズキ君は人類の(日本人の?)行く末を決める重要な少年らしいので、ブリュンヒルデのコアとカズキに逃げられたら竜宮島の存在意義そのものが問われるんじゃないかと思うのだけれど。
今ひとつ、作品世界の中での価値観というかなにを優先すべきかという基準がよくわからないままだったりする。