いのちのはてなダイアリー

言及日記を回っていくと、批判的な記述が目につくんですが、「そんなこと言ってるけど、捕捉されたって誰も慰めになんかこないじゃん」というような批判もありました。敢えてリンクはしません。ネタなのかマジなのか、ギャグに紛らせた本音なのか、といった判断も出来ないし、しません。ただ、

理解のあるボランティアの方々ができる限り最善を尽くします。

と説明文に書いといて、誰もボランティアにならなかったり最善も尽くさなかったら、期待させただけ罪なのではないでしょうか。説明文はボランティアグループが実在するかのように読めるんですが、実体があるんでしょうか。まあ逆に、ここまでキーワードが有名になったので、もしかしたら「ボランティア」が殺到するのかもしれませんが。
前に「はてな自治会」というキーワードがありましたが、ハコの議論ばかりで実際には機能しませんでした。これもハコだけキーワードで立ち上げてもキーワード議論ばかりがやりとりされて、結局なにも機能しないというパターンに向かっている気がします。
あとキーワードコメント欄で指摘されていますが

# iduru 『「いのちの電話」は私も利用したことがありますが、相談者も解答者も身元を匿名した状態で、つまりは知られたくないことや語りたくないことを相手や第三者に知られない状態で相談したいことだけを相談しうる(だから、プライヴァシーを自己管理しながら相談できる)というところにその特色があるように思います。本キーワードはそれに反し、相談する者とされる者が不特定多数の前に晒される可能性が十分に存在します。それは、予測不可能な(時には匿名の)悪意やお節介といった相談者や解答者を苦しめるコメントに参加者が苦しめられ精神的負担がいや増す可能性が十分に存在しうるということでもあります。本クラブを「自己責任」の概念を導入して作成するのであれば、そうしたありうべき悪意やおせっかいの介在によって苦しみが増幅されうるケースが存在するということもゆめゆめ忘れるべきではないでしょう。』 (2004/10/28 01:28)
# iduru 『つまり、そうした悪意やお節介に対するロジックや精神的タフネスをどこまで参加者が維持し得るか、が問題だと思います。そして相談を求める人間がそうしたタフネスを持ち得るか否かも、考えておくのはムダではないと思います。』 (2004/10/28 01:30)

相談する側もされる側もウェブに「晒される」という問題もあります。電車男じゃないですけど、2ちゃんねるでも親身になって相談にのったり、救われたりといった美談はいくつもありますし、悪いことばかりとはかぎりませんが、悪い方に転がる危険を考えなくていいということにはなりません。