水木しげる展

東京江戸博物館の展示会に行ってきた。
入るといきなり等身大の水木しげる人形が爆笑してる。怪奇死人帳とか人魂の天ぷらとか、しぶいセレクションで作品中の小道具がいろいろ造形されている。人魂の天ぷらはマンガで見ておいしそうだったベスト3くらいには入る。ちなみにあとの二つは、カムイ伝で夢屋が売ってた漬け物と、じゃりン子チエお好み焼き。
原画は複製が多かったけど、オリジナルもけっこうあった。巻紙に筆で描いて着色した人生絵巻が、筆使いの味わいも手に取るようで見入ってしまった。細かいペン画は原寸でも細かい。一枚一枚ていねいに見てると時間がいくらあっても足りない。閉館時間を過ぎて、最後は警備員に追われるようにバタバタと出てきてしまった。でも出ると関連グッズの売り場で、1回百円のくじ引きにみんな並んでるし。2等を引いて、妖怪のカードゲームのスターターキットを当てました。
妖婆 死棺の呪い」上映会までやるっていうし。
妖婆 死棺の呪い [DVD]ゴーゴリの原作を忠実に映画化したソ連時代の娯楽映画で、これ自体かなり面白いんだけど、同じ話を水木しげるが先にマンガ化してるんだよね。