ローゼンメイデン 最終回 #12 深紅

1クールが短い、というよりなんかいろいろモチーフを欲張って中途半端に終わった感じ。お父さんとかローゼンとかアリスゲームとか、いろいろセリフでは説明されるんだけれども結局なんなのよというか、要は水銀燈のドラマだったのね。それならそれでドールにとっての「ジャンク」の意味とか、水銀燈の内面とか、もうちょっとエピソードがあってもよかった。
最後ドールたちが消えて、ジュンが「散歩」にでかける。外に出ようとして、ハッと気づいてシャツに着替えるとことか、細かい表現がうまい。ジュンの成長を見せて、青春モノとしてきれいにまとめるのか、と思うと早速ドールたちが帰ってきてるし。やっぱ青春モノとしては、少年時代との別れを象徴的に描かないとうまく終われないだろ。
まあ最近だと、とにかくキレイな美少女キャラってあんまりないから、深紅の美少女っぷりだけでも価値はあったと思う。