NANA #34

ノローグがナナになって、ハチ子は押し黙って俯いているばかり。これまでずっとモノローグはハチ子主体だっただけに見てる方も置き去りにされた感覚をナナと共有する。
あっちでもこっちでも行き場のない想いが炸裂してみんな不幸。ナナはレンに、レイラはヤスにすがりつき、すがる相手のないシンは曲を書く。女性作家のメロドラマのえぐさって、やっぱ徹底してるなあ。