のだめカンタービレ Lesson12

ひさしぶり、なんかものすごいとこで引っ張られてたな。
アニメの声優の演技がドラマとかの演技に比べてオーバーアクションになるというのはよく言われてて、たしかに本職の声優以外の俳優が声あてるとまるで棒読みの大根に聞こえてしまったりする。それは声優の演技だけでなく、演出とか全般にあてはまるんだろう。「のだめ」はクラシックの音楽がドラマの重要なモチーフになってるわけだけど、音楽の表現はアニメ的に誇張されてたりしないんで、なんだか本職の声優にそれ以外の俳優が混じってるような物足りなさを感じてしまう。そのあたりを作画で盛り上げて補えばいいんだけど、なんか動かないし。バランスの悪さが気になる。
今週だと彩子がオペラの歌唱に開眼するシーンがある。自分をさらけだすような表現に至るドラマと、多賀谷彩子@生天目仁美のモノローグがオペラ鑑賞の解説にすぎなくって、うまく見てる側の感情を盛り上げてくれないような。