電脳コイル #5 メタバグ争奪バスツアー

前回の戦闘で大損害のダイチたち黒客クラブを今度はメタバグの大鉱脈の話で釣ったイサコが、黒客クラブのボスになる。
黒客クラブのメンバーにハラケンとか新キャラも加えて、うまくそれぞれを紹介していく手際はこなれたもの。秘密の鉱脈のところまで行く途中も、屋台の出てる境内とかこれまでの大黒市の風景の延長でちょっと非日常の風景を入れて、バスの墓場につなげていく移動とか、楽しませてくれる。
ただ、最後、ナメッチ、ガチャギリをイサコにとられたとき、突然ダイチがイサコの暗号屋の技の話を始めるのは、けっこうびっくりした。その前に、昔からダイチがフミエにばかりちょっかいかけていた話が入ってるし、憧れのイサコお姉さまとか言い出すのは苦しい言い訳に聞こえるんだけれど、ダイチがそういうキャラだとは思ってなかったんでちょっと混乱した。まあラムネ飲んでるイサコの横顔なんて、色トレスでやたら気合いが入った絵だったし、ダイチもなんか気にしてるっぽい動きがあったけど。