大江戸ロケット #15 突然!正月に大空爆

駿平発案のオートジャイロ式姿勢制御装置を組み込んだ新型ロケットの発射試験。大凧から射ち出そうとしたら八丁堀のジャマが入っててんやわんや。
長屋の職人たちは経験による勘が頼りなので、未知のからくりを作ってもうまく動くかどうかは実際にやってみないと分からない。駿平は理屈通りに計算して、動くか動かないか実際にやらなくても答えを出せる。でもそれはあくまでも紙の上の計算で、駿平には実際に現実を動かしていない引け目がある。
清吉が命をかけて駿平の計算を信じたから、駿平も自分を信じることができた、という兄弟の信頼できれいにまとめたいい回でした。ただ駿平だから信じる、というんじゃなくて、数学も現実の表現であって、数学の計算は現実とつながってるんだと清吉がいきなり本質を突いたセリフを言い出したのは、説得力が増してよかったけど清吉ってそんなキャラだっけ。
芸人コンビが何度も空を飛ぶ繰り返しギャグ、着地まで含めて芸になってるところがよかった。大河ドラマのアバンだとか、総集編だとか、時代を取り違えたりメタに飛んだりのギャグは相変わらず。新EDはポップで楽しい。清吉駿平の兄弟でパフィー始めたときは新OPのお披露目か、と思ったんだがそれはなかった。