BSマンガ夜話

復活。真説ザ・ワールド・イズ・マイン/魔女/のだめカンタービレの三本立て。
久しぶりということもあってか、毎回いしかわvs岡田で盛り上げていた。TWIMでは岡田がヒグマドンの描写を既存の怪獣映画の文法にない表現だと評価したのに対し、いしかわはヒグマドンの全貌を見せたことに失望。魔女では、画力を絶賛するいしかわに対し、岡田は理に落ちた表現に不満。そしてのだめでは、欧州編より日本編を押す岡田にいしかわ・夏目が異議をとなえる。三夜続けて論戦というのはシリーズ中でも珍しかったような。
夏目はTWIMでは日常描写の細部への言及が主で、怪獣表現についてはあまり発言がなかったような。魔女では、けっこう「ハイハイ、ニューエイジニューエイジ」という感じもあった。のだめでは、自らミルヒを自称していた。
のだめは、音大や演奏の表現の的確さがいろいろ指摘されていました。ただ日本編だと「あるある」感が部外者にも伝わってきたんだけど、欧州編だとなかなかそうもいかない。
擬音を使わずに音楽を表現する、というので印象に残ってるのはやっぱり森脇真末味の緑茶夢シリーズだろうな。あとはくらもちふさこの「糸のきらめき」とか。