機動戦士ガンダム00 #12 教義の果てに

ペルシャ湾カスピ海にはさまれた産油国って、もろイラクだよねえ。で刹那はクルド人。それが宗教に支援された反近代主義による内戦ですか。ハリウッド映画みたいな設定だな。
ナレーションで軽く流されてしまったのでよくわからなかったけれど、なんで国連は原油の禁輸措置とかしたんだ。太陽光発電普及のため?まさか温暖化防止とかか。
まあ、現実の産油諸国は原油資源に頼れなくなってもこうならないように、今政府系ファンドとかで資金運用してるわけだが。
保守派の宗教指導者は、改革派のお姫さまと通じながら、ガス抜きのために改革反対を主張していたようです。いわゆるマッチポンプってやつか。樹なつみ花咲ける青少年」にもそういう仕掛けあったような。あっちも産油国の話だった。モデルはブルネイだったけど。
ロックオンとグラハムのバトルはカッコよかった。高機動によるGに耐えながらロックオンのビームをかわしたり、細かい描写がうれしい。でもセリフがことごとく軽いのはジャマ。
しかし、ハロに言葉で指令するのは、状況説明になっててどっちかといえばうまい演出なんだろうけど、瞬間の判断を争うバトルの最中に時間無駄だよなあと思った。