とある科学の超電磁砲 #10 サイレント・マジョリティ

脱ぎ女が黒幕、ってのはけっこう驚いた。油断してたわ。
展開早いね。佐天さんがレベルアッパー手に入れて、黒子たちに言い出しそびれたり使うか使わないか迷ったりで1話、手を出してから初春に告白して倒れるまでには1話かからない。舞ヒメシリーズだったらさんざん鬱展開、だろうに。追いつめられた佐天さんに、さっと初春から救いの手が差し伸べられるタイミングは視聴者にストレスを感じさせない作りになってました。美琴さんは相変わらずズレてるような感じですけれども。
事件の謎も、共通のプロトコルを脳にインストールしてネットワーク化するとか、脳波パターンを検索して犯人にたどり着くところとか、どんどん話がすすんでしまって、設定をただ聞かされてるばかりのような気もしたり。
前回サブタイが「マジョリティ・リポート」で、まあトム・クルーズマイノリティ・リポートをヒネってるんだろうけど、一応意味は「多数意見」ってこと。今週のサブタイは、昏睡して脳だけネットワークに組み込まれて利用されてる被害者を表現してるんだろうか。なんだか「能力者」がマジョリティになってて、佐天さんもそれで悩んでたりしたけれど、それってそもそも学園都市内部に限った話なんでしょ?外側を含めたら、能力者はマイノリティだったりしないんだろうか。学園都市外への視野拡大っていう契機は含まれてないのかね。全部学園都市内部で閉じてるお話なんだろうか。