鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #62 凄絶なる反撃

お父様相手にブリッグスの全火力にキメラ、錬金術師たちが総力をあげて挑む。ホークアイとコンビを組んで攻撃するマスタングとか、いいシーンなんだがじっくり見てるヒマもない。反撃の暇を与えずにケズりまくれ、と猛攻をかけるのだが、バリアに阻まれて届かない。そこで飛び込むのがグリード。グリードの賢者の石を取り込もうとバリアを解除したスキを狙って攻撃、一方でグリードも逆にお父様から賢者の石を吸い出そうとする。グリードをぶる下げながらイズミ師匠とチャンバラするお父様のシーンはけっこうマヌケな絵面なんだけど、緊迫感を落とさないのもすごい。いやすさまじい応酬でした。
ついにお父様は体内に取り込んだ神の力を押さえ込んでおけなくなって大爆発。力のほとんどを失ったお父様だが、周囲もなんとか堪えるもズタボロ状態。オートメールを吹っ飛ばされて片腕だけになったエドを賢者の石にしようと迫るお父様。アルは自分の魂を投げ出して、エドに腕を返す。両腕を得たエドは、お父様をぶん殴る。
攻撃が効いてる、とわかったところで、すかさず総攻撃かと思ったらみんなで声援するのね。まあここはエドにタコ殴りさせるのが常道ですが。
エドとアル、マスタングホークアイ、オリヴィエとブリッグスにリンとランファン、と強い絆を見せられて、欲しかったものは信頼し合える仲間だったと気付くグリードさん。生きてるうちに気付けてよかったですね。兄弟みんな死んじゃったからね。