それでも町は廻っている #12 それ町

モンブランの万年筆をちょん切ってヘンな小道具作ったり、ゼリー島で殺人事件だったりして、歩鳥が死んじゃう最終回。
天国が妙に場末の感が漂ってたり、受付窓口がお国柄でいろいろだったり、くすぐりも凝ってるけれど、知り合いがそれぞれ死を悼んで取り乱してるのを天国から眺めてほろりとするというのは、なんか今どき珍しいようなド直球の人情喜劇。心霊写真でしっかり落として、それ町の最終回らしい終わり方。
最近のギャグアニメって、ドタバタでパロディで不条理だったりするのが多いけど、オーソドックスな理詰めのコメディシリーズでけっこう新鮮。あんまりベタに走らない味付けは当世風。