けものフレンズ #7 じゃぱりとしょかん

評判らしいので見てみた。低予算CG?表情が変わらない。それが棒読みのセリフと相まって、なんだか不思議な味わいを醸し出してる。
なぜか人間がいなくなって放置されたサファリパークで、擬人化動物たちが何事もなかったかのように暮らしてるのは「廃園の天使」みたいな世界観。元が、すでにサービス終了したスマホゲームってのもまた、設定と被ってそこはかとない無常観を出しててグッド。
紛れ込んできた迷子の少女かばんちゃんを、サーバルキャットとかが仲間のとこに連れてってあげようとあちこち訪ね廻る話らしい。図書館のコノハ博士に聞いて、ようやく女の子が「ヒト」であるというのがわかったところ。でも、「ヒト」がどこに行っちゃったのかはわからない。
コノハズクのコノハ博士と、ミミズクのミミちゃんは「料理」というものが食べてみたい。けれど作れる人がいない。そこで道の途中にクイズを仕掛けておいて、わざわざクイズを解いて来る客には料理を作らせる、という「利口な人だけがかかる罠」を仕掛けて待っている。そこにかばんちゃんが引っかかって、アドベンチャーゲームみたいに道具とか探しながら、カレーを作るハメになる。コノハ博士とミミちゃんは、「辛い」とか「これは食べられない」とか文句を言いながら、完食してお代わりまで所望してしまう。
動物園の飼育員さんのコメントが入ったりとか、平日の午前中とかにやってる子供向け教育番組みたいな雰囲気もあったりして。昔ポンキッキとか、カリキュラマシーンとかで、カルトっぽい人気があったコーナーとかを思い出す。