ID-0 #11 無垢軌道 INNOCENT ORBIT

なんだか超展開。いきなり最終決戦が始まってたと思ったら、アダムス(子安仮面)が大暴走。びっくりして胡散臭い爺さんは爆発しちゃうし、何が何やら。「命をかけたマインドトランス」とか叫んで、アダムスがいきなり拳銃をこめかみにあてて自殺するとIマシンで復活、わざわざホログラフかなんかでマントをはためかせて、ギガントみたいなのの上で演説しまくる。もう全部持ってかれた感じ。
一応筋を追うと、連盟はミゲルネット内の全オリハルトを接収してラジーブを一箇所に呼び寄せて殲滅する作戦を立てた。ヤシマ作戦以上の総力戦を説明セリフだけで済ませるのもどうかと思うし、しかもその作戦がオリハルトミサイルでラジーブをブラックホールに強制ジャンプさせるという、オリハルトが尽きるかラジーブが尽きるかみたいなものだから、どっちにしろ人類がオリハルト失うのは変わんないような。まあ謎の爺さんは人類は2億人くらいからやり直しみたいなこと言ってたんで、覚悟の上だったのかもしれないけど、アダムスが暴走始めたらさっさと爆死しちゃうし、何考えてたのやら。
で、ラジーブは予想以上に大量で作戦は失敗するんだけど、そこに天体光学戦術システムとか天文台みたいな名前でギガントか空中要塞かって感じのアダムスの巨大メカが登場して、怒涛の弾幕を張る。なんか、擬似オリリアンでラジーブをハックすれば制御を乗っ取れるんだそうだ。次々とラジーブを自爆させて、アダムス高笑い。派手な光の乱舞で、画面がキレイです。
そこにイドが飛び込んできて、ラジーブは攻撃を学習して対抗してくると言い出す。言ってるうちに、爆散したラジーブが再結集し始める。アダムスはイドと口喧嘩初めて、それをアリスが「やめて!」と止めに入る。初めて喋ったアリスにびっくりしたところで次回に続く。まだ途中だけど、裏設定というか直接話に出てこない細かな設定が大量にあるような気はする。なんか設定はえらく壮大なんだけど、話のスケール感がついてってないような。