3月のライオン #27 想い/告白

ひなちゃんのためにできることを探して奔走する桐山は、とりあえず元担任の林田に相談する。本人の希望をじっくり聞いてあげることがまず大切であって、周囲が勝手に暴走してしまうのは良くない、と林田はアドバイスするが、桐山は何より先立つのはカネ、と対局料稼ぎに邁進してるようで、桐山すでに暴走しかけてる。二階堂は桐山が突然闘志を燃やし出したのを単純に喜んでるけれど。
川本家が家族として機能してひなちゃんの居場所を守るために、あかりさんをバックアップしてるおじいちゃんの存在とか、桐山をバックアップする先生とか心友とか、ひなちゃんを守る何重にもなってる人の輪が描かれる。
「いじめ」というビビッドに重いテーマを扱って、「3月のライオン」という枠を壊さず、軽すぎも重すぎもしないギリギリの線でドラマにしてるのはすごいね。