魔法使いの嫁 #6 Faerie Queene.

ウルタールで淀みを浄化したあと、チセは魔力を回復するために深い眠りについた。森の中で鳥たちに囲まれて静かに眠っているチセの下にやって来たのは、アルビオンの夜を統べる者、ティル・ナ・ノーグの女王ティターニア出会った。
ティターニアとオベロンというとシェークスピアでお馴染みです。エリアスの嫁御を見ようと、わざわざの御出座です。ノリが軽いオベロンは、なんだか散々な扱われ方をしてますが、チセもエリアスも野暮天の類で、オベロンにからかわれて初めて意識しだすくらいなので、まあ役には立ったと。
箸休め的な軽いエピソードですが、ケルトっぽい挿入歌とともに木々が光に包まれて、森の奥からティターニアが現れるシーンはたまらなく幻想的でした。これまでの幻想的なシーンの中でも一番好き。