大樹連司・虚淵玄(監修)「GODZILLA 怪獣黙示録」

アニメ版ゴジラのプレストーリー。ニューヨークが最初に怪獣に襲撃されてから、異星人の協力を得た人類が反撃に転じるあたりまでの、証言録の体裁をとっている。そこから人類がゴジラとの最終決戦に敗北し、地球脱出に至るまでのことは簡単な年表になってる。
214ページの薄い文庫本だけど、証言集の形にすることで、うまく美味しいとこだけを手軽に読めて、しっかりクロニクルの雰囲気を味わえるようになってる。カマキラスとか、ザコのイメージしかなかったけど、こうやって書かれるとしっかり手強い「怪獣」だよなあ。
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