ゴールデンカムイ

明治時代末期の北海道を舞台に、一癖も二癖もある奴らがアイヌの金塊を巡って争う冒険活劇。テンポ良く話が展開していって面白いんだけど、原作はもっと面白い。アニメは原作の枝葉を刈り込んで、本筋の活劇部分をつなげてドンドン話を進めてる。
まあアニメでアイヌ文化の解説とか、料理のシーンとか丁寧に拾ってたらテンポが悪くなるんだろうけれど。でも、その活劇以外の余剰部分がマンガの味わいになってるし、後から後から登場してくるヘンタイどものイカれっぷりをコミカルに誇張しながら活劇の緊張感を失わせないためのバッファーになってるんじゃないかなあ。アニメだと辺見和雄のキレっぷりが抑えられてる感じで、バッファーがなくなってるから原作のテンションだと浮いちゃうのかなあ。
あと、原作では妙なポージングがジョジョっぽいんだけど、アニメはそんなことないな。
アニメでは、ヒグマだけCGでエライ迫力出してます。
ところでアニメ見た後、原作の該当箇所を読み返しちゃうんだけど、これってあるあるなのかな。