杉元たちは怪しげな占いをする女インカラマッと出会う。白石は早速競馬で大儲けを企む。白石って誰かに似てると思ったらねずみ男だ。
白石を追いかけて競馬場まで探しに行くと、キロランケが八百長試合に巻き込まれる。一方、土方一行と尾形はそれぞれ刺青人皮の噂を追って、ヤクザの縄張り争い真っ最中な宿場町に来ていた。
１期最終回。でも二期に向けた導入みたいな話だった。１期のクライマックスは殺人ホテルなのか。
原作のエピソード一つ、まるっととばされた。茨戸の宿場町でヤクザの出入りがあって土方歳三大暴れだったんだけれど。まあ杉本もアシリパも絡まないし、尾形が刺青人皮手土産にして土方についたって結論だけあれば話は通じるし、土方がカッコよく見栄切るシーンが入ってたので必要最低限残して話のテンポを上げるという意味では一貫させたなあ。原作も結構展開早くて、惜しげも無くネタを突っ込んで畳み掛けてくるけれど、アニメは輪をかけて走っている。
原作を丁寧にアニメ化するというのではなく、原作の勢いを活かして突っ走るというのは悪くないと思うんだが、アニメならではの売りも欲しいなあ。
それはそれとして、杉元がずっとアシリパをさん付けで呼んでるのが気にかかってる。まあちゃん付も呼び捨てもおかしいんだけれど、冒険アクションものではかなり珍しいのではないか。
