ファンタジックチルドレン #20 巡る命

ソランもセスもゲオルカの反乱軍に殺されていた。ヘルガにとって全てを思い出すことは、ティナがクリスティーナがセラフィーヌが、それぞれ大切な人を失う悲しみを繰り返し思い出すことだった。しかし彼女はその全てを受け入れて、ヘルガとして地球でソランを待つことを選ぶ。
地球に来たゲオルカとデュマの目的はヘルガを元のティナに転生させて再び兵器として甦らせること。ヘルガの決心を知ったベフォールの子供たちはティナの転生を阻止すべく動き出す。だが、デュマは一足早くヘルガを襲い連れ去る。
しかし、ソランとセスの死はヘルガよりトーマに効いたようで。ベフォールズはギリシアに戻っても2ヶ月の命とか、どんどん設定が明かされてますが、これまで引っ張って積み重ねてきた伏線の甲斐あってかうまく整理されてます。過去編からクライマックスに一気につながるか心配してたけど、杞憂だったようでなにより。
魂の真実に殉じるなら肉体に刻まれた記憶に復讐される。それが閻魔。魂の真実に触れ、過去の記憶を受け入れてなおヘルガとしての自分に迷わないことで話の運びがスッキリしてる。

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