鉄人２８号かよ。 SF、だったのか。と思ったら、恋太郎は風になりました、みたいな。
この話の主人公は恋太郎。社会の中で居場所を見いだせずに時を過ごしていた男が、自分を取り戻し、拠って立つ処を見いだすという話ではある。その描写の上で主人公の心情や心理の動きを強調するために敢えて非現実的な設定をもうける。心情から逆算した、心象風景のような世界を設定すると「セカイ系」ということになるんだけど、そうした手法をふまえつつセカイ系の鬱屈を爽快に打破しようという試みなのかなあ。
とにかく第１回に負けずによく動いてた。秘密兵器、とか設定がでてきてなんとなくシリーズ最初のアクションともつながってきたような気にさせて、見ててよかったという気になりました。
