ルルーシュがイタタな件について。福山潤も主人公ボイスというより仇役の演技だなあ。モニターの光だけの暗い部屋の中での吐き捨てるような「バカがっ」とか、愛情よりも尊大さを匂わせてるし、警官隊が包囲するまでの時間稼ぎにマオを煽りまくるとこなんて廚な口ゲンカしてるのがハマりすぎ。
ギアスは使うほど力が増して、やがて使う人を呑み込んでしまう危険がある。ルルーシュだと、周囲の人間を逆らわせない力が常に発動してるってことになるんでしょうか。それってなんてまなびストレート？そんなこと教えてくれなかったとシーツーを責めてますが、ゲリラ組織の長としては理想的な能力のような。
戦闘の最中にシャーリーを見て引き金が引けなかった以上、記憶を消すだけでお茶をにごすのは仕方ないとしてもシーツーに八つ当たりってのはどうよ。まあシーツーがマオを捨てた経緯はよくわかんなかったけど、暴走するマオのギアスを持て余したようにしか見えなかったというのは確かではあるけれど。
マオは自分でギアスをオフにできないということで、四六時中周囲の思考が頭の中に流れ込んでいる。これは電波そのものだなあ。おかしくなるのも不思議はない。むしろここまで生きてこれたのが不思議なくらい。
しかしルルーシュの記憶を消されたシャーリーの挙動をごまかすのにケンカ中だからっていうのもめちゃくちゃ強引だな。っていうかフツー信じないだろ。結局ゼロの正体というネタもご都合主義的に決着させてるし、シャーリーもマオもルルとシーツーの仲にだけ絡んでブリタニアにも黒の騎士団にも影響しない。扇は記憶喪失のヴィレッタを拾ってきて、服を脱がせて手当したのを言い訳してる。それってなんてエロゲ？テロが横行する被占領地域という設定と、なんとも呑気なキャラ描写がいちいち引っかかるんだよなあ。
