屍鬼 第悼と偽話

葬儀社がヘンなのはブラックユーモアというやつか。屍鬼は役所、診療所、葬儀屋と村の死体を管理するシステムを構築していた。科学的合理主義を信奉する人間の理性を最大の味方に付けて、大胆に村を支配していく。
敏夫は屍鬼を使って人体実験まで行い、屍鬼狩りの決意を固めたけれども、すでに味方はだれもいない。半ば自棄になっていると、起き上がった夏野がやってくる。静信は屍鬼側に寄ってってるけど、夏野は人間側で戦うという流れ。