ちはやふる2 #4 ひとにはつげよ あまのつりぶね/#5 なほあまりある むかしなりけり

いよいよ試合になって、緊張感が高まってきました。4話は太一、5話は千早が中心のエピソードだけれど、菫ちゃんがかるた部員としての自覚にめざめたり、各校かるた部の部員と顧問との関係のバリエーションから瑞沢かるた部顧問の女帝の描写につなげたりと、立体的な構成になっている。
再戦する北央かるた部とか、坪口さんとか、それぞれキャラの掘り下げがあったりと、試合にからめて話もふくらんでます。
瞬間で決まる一枚ごとの札の取った取られたという勝負の早さと、それを支える膨大な背景情報の処理と、試合のテンポを殺さずにしっかり両立させて映像にしてる演出は、今更ながら大したもんだと思うよ。