有頂天家族2 #7 金曜倶楽部、再び

金曜倶楽部の会場は三段がさね電車の中。反金曜倶楽部を掲げる淀川教授と弥三郎の木曜倶楽部も、一緒に温泉につかって宴席を囲む。しかしそこで淀川教授が退会して空いた布袋として入会する新人として紹介されたのが、なんと夷川早雲。
弥三郎と早雲はさすがタヌキ同士ですね、和気藹々とよくわからない挨拶をしあってます。親睦会の名目で和やかそうに宴会は進みますが、淀川教授が金曜倶楽部批判を滔々と論じ出すと、主宰の寿老人はドイツ製空気銃を持ち出してきます。
淀川教授のピンチに弥三郎、手を挙げたのはいいけれど、木曜倶楽部を批判してタヌキ鍋への憧れを語り出す。どこまで意図したことなのかわかりませんが、話はどんどん逸れていき、気がついたらなぜか早雲の代わりに弥三郎が金曜倶楽部に入会することになっていた。
あまりに訳のわからない話の成り行きに激怒した早雲が鬼に変化して天満屋に撃たれ、逃げた先の山中で弥三郎に看取られることとなる。
この辺の話の転がし方は森見登美彦ならではですが、トントンとテンポよくアニメ化してます。
弥三郎のキャラは結構複雑で、本心が見えそうで見せない。