グレイテスト・ショーマン

19世紀の実在した伝説の興行家P.T.バーナムの半生を描いたミュージカル。ビートの効いたリズムに合わせて踊る踊る。快感です。音と映像がシンクロしてるのは気持ちいいし、迫力の群舞も、しっとりメロディアスなナンバーも、めまぐるしいタップも、全てが素晴らしい。
子供がずっと成長しないで同じ年頃のままなので、時間経過が良く分からないというところはあるけど。
私は、バーでバーナムが劇作家のフィリップの協力を得ようと口説くシーン、The Other Sideのナンバーがお気に入り。バーナムとフィリップがバーカウンターに飛び乗ったりして踊るんだけど、バーテンが二人の踊りに合わせてグラスをあっちにやったりこっちにやったり酒を注いだり、とテーブルマジックみたいな早業でグラスを扱ってて、凄かった。これから見る人はぜひ見落とさないように。
実在のバーナムはかなり怪しげな山師でもあって、美化しすぎではと思わないでもないけど、PC的にはこれ以外描きようがないよな。