GUNSLINGER GIRL

DVDで1、2話を見る。テレビ放映分は3話から見たので、DVDで始めて見ました。これって、1話いらなかったんじゃないでしょうか。この設定と世界観を1回で視聴者がのみこんでくれるか不安だったのかなあ。なにも知らずまっさらな状態で1話から見てたとしたら自分がどう思ったか、今さら判断しようもないけど、「天体観測」から始まってもよかったのでは。必要最低限の説明ははいってるし、ピリッとテンポのある演出でうまくエピソードをまとめてある。いきなりヘンリエッタの銃撃戦から始まって、終わった後の気弱そうな少女の様子の落差を見せる。リコの狙撃シーンをはさんでフラテッロの作戦行動パターンを紹介し、そのままヘンリエッタの治療シーンから公社と義体の最低限の説明がなされる。ヘンリエッタの過去について直接の説明はないけれど、「記憶が消されるのは幸いなこと」というナレーションで暗示されている。レストランのエピソードはアニメオリジナルだけど、フラテッロの特殊な関係をうまく印象づけている一方、ジョゼがヘンリエッタに積極的に対していくきっかけとしても説得力がある。で、二人の関係を描いた次に義体少女同士の穏やかなお茶会があって、最後に天体観測になる。1話も単独で見れば悪くないけど、作戦の詳細とか説明省いてもぜんぜん問題ないんだよね、実は。
ただ1話を削るとヘンリエッタの訓練シーンがなくなるのは惜しいけど。