マンガ夜話

あすなひろし「青い空を、白い雲がかけていった」
ゲスト:水野英子みなもと太郎高信太郎
マンガ家が四人並んで、カケアミの話題で大盛り上がり。コーシンがとにかくよく喋る。マンガ夜話でも、ここまで絵の技法の細かい話につっこんだのも、レギュラー陣がほとんど聞き役にまわってたのも、珍しかったのでは。みなもと太郎は、なんでも原画持ってきてるし。ホワイトを使わず字でも線でも白く抜いてるというあすなひろしの原画をみんなで透かして見てました。
ナナメのカケアミでグラデーションつけるのはあすなひろしの技法、それを伝授されてヘビナワを開発したのが宮谷一彦、なんだそうです。
チャンピオン連載のこのマンガ、話はほとんど覚えてないんだけれどこの絵は憶えてる。ギャグ顔のデフォルメキャラになっても崩れない、シリアスな顔もギャグ顔もおんなじタッチで描いてしまえる不思議な線でした。