キーワード削除投票システム案

きのう言及日記を探しながら読んでまわったまとめ。

リンク不可削除不可なキーワード

スコアがゼロ若しくは著しく低い、あるいはシステム的に機能制限されたキーワードの必要性については、積極的であったり消極的であったり(必要悪として?)と温度差はあっても、肯定している記述が多かった。
システム的な機能制限の要望理由としては、投票数の増加によるスコアの均衡が期待しづらい、日記上にリンクを作らないという以上の機能制限がほしい、紛争処理に対する削除投票システムの代替案として、など。

「民意」

議論のとっかかりがなくなる賛成反対だけの匿名投票への懸念が多かった。
既存の膨大なキーワード資産に対して、削除投票システムが実装された場合に、投票がどれだけふえるのかふえないのか、どんな偏りが出るのかでないのか、不明なことからくる不安が、本システム案に反対する大きな理由の一つになっているように感じた。本システムによって、削除の主体となるであろう「民意」をはかりかねているといったような。

デュープロセス

制度が意図された通りに適正に運用されているという信頼感を損ねかねない脱法行為への対応要請が多かった。具体的には多重ID、削除再登録によるスコアロンダリングなど。住所登録には反対され、多重ID対策は要望され、どうしろと言うんだとはてなの中の人も叫びたくなるかもしれないけど、まあ世の中そんなもん。mitty氏の疑似陪審員制は一つの解決策だけれども、本システム案とは両立できない。
ご参考までに>id:hatenadiary