ARIA The ORIGINATION #4 その 明日を目指すものたちは…

トラゲット、最初聞いたときはフラゲットみたいなもんかと思いました。
いつもは風景を見せる作画だけど、今回はキャラを見せる作画だった。構図も立体的だし、ゴンドラを漕ぐオールさばきもウンディーネの魅力を引き出すような優雅さを表せていた。オールを手に取る動作ひとつとっても、これほど違うのかというくらい生き生きしてる。アップになったときの手や目の動きも豊かな表情を見せるし、堪能いたしました。井上英紀が脚本から原画、演出、一人でやったんだそうで。これはすごいね。
お話は、プリマの試験に落ちて諦めてたり諦めなかったりプリマとは別の夢をもってたりといろいろなシングルのキャラとの交流でふれるウンディーネたちの夢や希望を通して灯里の気持ちを描くというもので、シリーズのターニングポイントになりそうなエピソード。