狼と香辛料 #12 狼と若僧の群れ

襲ってきた狼はホロと同じ神さまだったようで。ホロは一人で話をつけに行く。一方ロレンスはレベリオ商会の裏切りにあう。
破産の瀬戸際にある商会側がロレンスをだまし討ちするものの、手を汚して殺すのは躊躇する。悪役の覚悟のなさの描き方がちょっと面白い。狼に気を取られて商会を警戒してなかったのはロレンスのうかつさではある。
ロレンスは結局ノーラを教会と商会と二重のリスクに晒してしまったわけだが、この落とし前はどうつけられるんだろう。ノーラも狼と渡り合えるんだし、ただ助けを待つだけの少女ではないと思うんだが。