東のエデン #8 あらかじめ失われた道程をさがして

新幹線にのって京都へ。背景がキレイなのは最近のアニメみんなに言えるけれど、これは独特の存在感があるなあ。
下宿の部屋に引きこもりながらネットを駆使して世間を騒がす謎の事件の裏を探っている板津を、セレソン情報をちらつかせて釣り上げる滝沢。平澤たちにはセレソンのことはなにも話してないし、相手を選んで必要最小限の情報だけをわたすことで、計算してるのかどうか知らないけど常に優位に立っている。平澤たちの方も滝沢の背景を探ろうとするんだけれど、まだまだ届かないし、さらにそれを一周遅れで大杉が追っている。視聴者にとっての謎は滝沢にとっても謎で、平澤や大杉たちにとっての謎は視聴者にとって既知だったりする。流れからは滝沢視点で見るのが自然なんだろうけど、滝沢の底知れなさが不気味ではある。なんで、見ててちょっと引いた感じになってしまう。