アニメ調査室第22回2011年7-9月期終了アニメアンケート

http://anime-research.seesaa.net/article/226555849.html
(リストは次の行から)
2011秋調査(2011/7-9月期、終了アニメ、35+3作品)

01,NO.6,x
02,R-15,x
03,日常,F
04,BLADE,x
05,ゆるゆり,x
06,まよチキ!,x
07,ユルアニ?,x
08,青の祓魔師,x
09,魔乳秘剣帖,x
10,花咲くいろは,x

11,神様ドォルズ,D
12,神様のメモ帳,x
13,TIGER&BUNNY,x
14,ロウきゅーぶ!,x
15,うさぎドロップ,A
16,猫神やおよろず,x
17,森田さんは無口,x
18,BLOOD-C (TV2作目),x
19,セイクリッドセブン,x
20,ダンタリアンの書架,x

21,夏目友人帳 参 (3期),x
22,いつか天魔の黒ウサギ,x
23,にゃんぱいあ The Animation,x
24,逆境無頼カイジ 破戒録篇 (2期),x
25,バカとテストと召喚獣にっ! (2期),x
26,バトルスピリッツ ブレイヴ (3作目),x
27,シュタインズ・ゲート (STEINS;GATE),F
28,うたのプリンスさまっ マジLOVE1000%,x
29,異国迷路のクロワーゼ The Animation,B
30,スージー・ズー だいすき! ウィッツィー,x

31,モンハン日記ぎりぎりアイルー村G (2期),x
32,ユメミル、アニメ onちゃん シーズン2 (2期),x
33,ザ・ペンギンズ from マダガスカル シーズン2 (2期),x
34,快盗天使ツインエンジェル キュンキュンときめきパラダイス!!,x
35,デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国 (6作目、2期),x
36,スター・ウォーズ クローン・ウォーズ シーズン3 (3期、特番),x
37,探偵オペラ ミルキィホームズ サマースペシャル (特番),x
38,くるねこ (2期、6月終了),x

(以下、自由記入)

{追加評価} (自由記入、第19〜21回調査に参加している方)

{総評、寸評など} (自由記入、引用する場合あり)
11,神様ドォルズ,D
設定とキャラとプロットが生煮えで、それぞれバラバラのまま寄せ集めただけ、という感じで最後まで話がまとまらない。匡平から詩緒がククリを取り上げて、それをまた匡平が奪い返したってこと?それがなに、という感じですが。阿幾にしても匡平にしても、大量殺人やら謎のカカシとの死闘やら強烈な過去を経験しながら、見事に普通の青少年で、キャラとして説得力に欠ける。とはいえ最終回、もう自分の手は血塗れで今更後戻りはできないと言う阿幾と、匡平が子供の頃の思い出を懐かしく話したりするのは、30年くらい前の青春ヤクザ映画とかみたいでセクシャルだった。ただ個々のエピソードでは光っても、点と点を結ぶ線がないから、浮いてしまうばかり。そもそもこれだけの危険物を情緒不安定な子供に預けて野放しにしといて、ちょっと珍しいだけの村の風習みたいな扱いってのは、どうにも無茶な設定なんじゃないだろうか。少なくとも現代の日本を舞台にしてやる話ではない気がする。

15,うさぎドロップ,A
親から子へと綿々とつながっていく血縁、地域での子供同士親同士の付き合いによる地縁、というトラディショナルなコミュニティを、いきなり子持ちになった一人暮らしの三十男の視点から描く。親であることは特別なことではない、子供と居る時間も自分の時間で、自分の時間がなくなるということはない、というコウキママたちの言葉は、結婚して母になることへのカズミの不安へのこたえでもあり、この作品のテーマでもある。りんを中心とした子供たちのドラマ、りんと大吉の親子のドラマに、大人同士のドラマが重なって物語が重層的になっている。

29,異国迷路のクロワーゼ The Animation,B
キレイな作画とていねいな演出で、湯音の可愛さを堪能する。基本的に善意の人たちのすれ違いなんだけど、感情の動きが自然で、世界が破綻しない中でうまく収めているから、気持ちよく作品世界に浸っていられる。湯音がパリでギャルリの中の人たちと家族のようになるまでの話、と言うにはクロードの問題中心の展開。でもクロードは主人公としてはキャラが弱いんだよなあ。

03,日常,F
どうでもいいネタを、演出の力だけで盛り上げる、演出アニメならぬ演出ギャグとでもいうのか。流行りなのかもしれないけど、そこまでつきあいきれない。


(リストはここまで)