ちはやふる #3 ふれるしらゆき

初めて入ったかるた会で、いきなり試合で「勝つよ!」と言い放つ千早。勝ち目があるとかないとか関係なく、闘志を剥き出しにする。空気を詠むとか詠まないとかの次元じゃなく、目の前のことしか見えないし、自分の興味あることしか見えない。それで、あきらめることを知らない。つまりバカ。でも、裏表がなく、元気でいつも全力疾走だから、憎めない。一方、新も、自分に対しても他人に対しても要求水準が高くて、常に手を抜かないという意味で全力でぶつかっていく。このキャラの立て方はしびれる。太一は、決して器用ではないんだけれど、それを努力で補っている秀才。卑怯でサイテーなんだけど、それはフツーの人の弱さの部分で、三人の中では中立というか、視聴者に一番近い存在になってる。
出会いから別れまで、三回だけど1クール分くらいの濃密な内容だった。