アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニング1(ヒーローズコミックス)

原案手塚治虫　コンセプトワークゆうきまさみ　漫画カサハラテツロー　監修手塚眞
そして帯のアオリが庵野秀明。
なかなか豪華な名前が並んでます。鉄腕アトム誕生までの物語、ということでお茶の水博士と天馬博士の学生時代から始まります。ヒゲオヤジのオヤジとかも出てくるし、なぜかウランちゃん似のお茶の水博士の妹とか、いろいろ後につながりそうな設定がちらほらとうかがわれます。
コンセプトワーク、ってゆうきまさみがどのくらい噛んでるのかはわかりませんが、ライバルロボットの登場シーンはちょっとグリフォンっぽかったです。アトムのリメイク、というと浦沢直樹のプルートがあるけど、それとはまた違った方向性で、アトムの物語を再構成しています。自律型人工知能搭載のスーパーロボット開発に賭ける青春、という感じでしょうか。ターミネーターみたいなアクションシーンや、謎のライバルたちなど、盛り沢山ですがまだまだ話は始まったばかり。
PLUTO (プルートウ) 全8巻完結セット (ビッグコミックス)