川上弘美「大きな鳥にさらわれないよう」
はるかな遠い未来、滅びゆく人類は小さな集団に分かれ、静かに暮らしていた。ほとんど説明のないまま、詩情に溢れた短編が夜の雪のように静かに積もっていく。そんな川上弘美のSF小説です。断片的な物語を積み重ねていって、最後に壮大な未来史を浮かび上がらせる、という手法はよくありますが、日本の文芸作家が書くと、なんと話し懐かしいイメージが、しっくりきます。ふと手塚治虫の「火の鳥」とかも思い出したり。詩情に溢れた余韻を残す、といえば新井素子「チグリスとユーフラテス」を思い出します。
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遥かな遠い未来、遠く離れた惑星で暮らす最後の人間の話。元祖ラノベみたいな人ですよね、と思ったら「通りすがりのレイディ」とか復刊されてるのね。
星へ行く船シリーズ2通りすがりのレイディ
流れで、人類が滅んだ後の世界を舞台にした、静かな読み味のSFということだと、北野勇作とか。
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