マリア様がみてる #6 予期せぬ客人

家族とケンカして家をとび出した瞳子祐巳の家にひょっこり現れる。福沢姉妹は目で会話するし、瞳子も電話の子機の横におかれたアドレス帳で全部察するし、みんな鋭すぎます。福沢母が夕食によんで、祐麒は手回しよく柏木先輩に連絡いれるし、見事な連携プレーだ。
そのころ祥子は、吉乃が菜々を紹介してくれない、という令ちゃんの愚痴をきいていた。庭の中だから自転車の二人乗りもオッケー、てセリフで直接フォローが入るのも珍しい。
一方で吉乃はクリスマス会で菜々を令に紹介しようと思って祐巳を巻き込む。祐巳瞳子と可南子を呼べば吉乃も菜々を呼びやすい、ということなんだけど祐巳瞳子とどう接したらいいのかわからない。瞳子の方から来てくれたことで祐巳は喜んだけれど、瞳子はなにも言わないし、おまけに柏木からは瞳子の秘密を臭わされて覚悟を問われたりしてるから尚更だ。なんかefの火村みたいだな。
それでつい乃梨子にふって、もめることになる。
柏木先輩をはじめ可南子も乃梨子瞳子を気遣うし、乃梨子が突っ走ると志摩子さんがフォローに入る。こういう細やかな人間関係の妙がマリみての真骨頂ではある。でもさすがにアニメでそのままやるのは地味だよなあ。