ソ・ラ・ノ・ヲ・ト #4 梅雨ノ空・玻璃ノ虹

今までスポットの当たりづらかったノエルの当番回。カナタと二人で街に買い出し。この軍隊は買い出ししか任務がないんか。
食料の買い出しだろうと思ってたら、タケミカヅチ修理のための部品を調達していた。古い部品探しを頼んでたり、レンズの復元をガラス工房に依頼してたり。ガラスに混ぜる不純物の配合比を、カナタの絶対音感を使って音で調整するというネタは面白かった。1話から延々引っ張ってきた甲斐もあるというもの。
子供に人殺しと罵られたり、タケミカヅチも人を殺してきた機械だとか急に軍隊を意識した話がふられてたけれど、どうにもこの作品の中でのカナタたちと軍隊や戦争との距離感がつかめない。カナタだって廃墟の中で一人で泣いてたりしてた回想シーンから考えて戦災孤児なんじゃないかと思ったんだけれど、違うのかね。
謎の出荷品とか、まだカナタも知らない小隊の側面があるようだし、この先そのへんはいろいろ出てくるんでしょうけれども。
カナタがラッパ吹くシーンの流れる雲はえらく綺麗でした。ラッパに開眼する感動の瞬間でありながら、どこか不安を感じさせるというということで、なかなかこの話がどこに向かってるのかも見せてくれません。