ソ・ラ・ノ・ヲ・ト #10 来訪者・燃ユル雪原

ローマ語は、ドイツ語っぽかった。神聖ローマ帝国の方かな。いきなりエロいこと言って、ホントにヘルベチア語がわからないのか確かめようとするフィリシアさんはよかったです。とりあえず最終回に向けて、伏線を回収にかかったみたい。
ノエルが見えない悪魔の開発に関わったことで悩んでたんなら、タケミカヅチの修復とかするかな。カナタから、機械には罪はないみたいなことを引き出してたし、戦車じゃなくて巨大プレーヤーとして修復して、兵器として蘇らせることには抵抗してたんだという解釈もできそうだけど、なんか深読みしすぎな気もする。演習には使えてたし、今週の激烈な反応とバランスしないように思う。
司令部から砦に敵軍が迫ってるって連絡が入るのは逆じゃないんですか。見張りの役に立つとも期待されてなかったってことだろうけど、じゃあ一体時告げ砦ってのはどういう部隊だったんだ。皇女殿下の妹とか秘密兵器を開発した天才科学者とかが身をやつして隠れるために配備されてたのか?
引き金がひけないとかならともかく、捕虜もとれずに匿うって、いったいなんでこの人たちは兵隊なんかしてるわけ?なんか軍隊の設定がことごとく話のジャマにしかなっていない。とりあえず敵兵を一人発見したんだったら、近くに部隊が潜んでないかくらい気にしてくれよ。
自軍の砦を接収するとか言い出す機甲師団もわけわかんないけど。どうやらローマ兵がいるという情報を握ってたみたいだけど、そういうときは小隊長以下1121小隊全員を憲兵なりに逮捕させて管理を引き継ぐとかするんじゃないのか。まるで民間人に対処してるみたいだった。
これって、教会の話にした方がよかったんじゃないかなあ。それで伝説や炎の少女のモチーフをフィーチャーしとけば、ローマ兵のもたらす別解釈のインパクトももりあげやすいし、宗教紛争のモチーフも活かせるかもしれない。教会に反発しつつ教会の外には出られないリオの葛藤とか、ノエルの贖罪意識とか、いろいろ膨らませて描けたんじゃないだろうか。
まあここまで来たらあと1回くらいはつきあいます。