スター・ウォーズ/最後のジェダイ

スター・ウォーズ・サーガepisode8、3部作の中盤ということでどうしてもダレがちになるとこを、とにかくアクションを突っ込んで盛り上げて見ました。とは言え、スターウォーズとしては微妙かなあ。episode5帝国の逆襲も、ヨーダさまの下でルークが修行して色々迷ったりする話だったけど、今回は次世代ジェダイの育成で大失敗して引きこもってるルークを引っ張り出しにきたレイがなんだかんだ言い合う話で、悪役のカイロ・レンも祖父のダース・ベイダーにコンプレックス持ってたり、イマイチ煮え切らない小物っぽさが目立ったりして、派手なアクションが盛りだくさんな割に、カタルシスに乏しい。episode7は盛り上がったんだけどねえ。なんか、銀河を支配しようという野望があるんなら、女の尻ばっか追いかけてひょこひょこ最前線に出てばっかだけどボスとして他にやることないんかとかツッコミたくなる。正直言うとカイロ・レンののっぺりした顔とか、ローズのヒラぺったい顔とかも冴えない感じ。
レジスタンスも、ファーストオーダーに追撃かけられてる最中に、カジノ惑星で人探しとかえらく悠長な作戦だと思ったけど、DJとかなんのために出したのかわかんないようなキャラがいっぱい出てきて、イマイチ構成が冴えない。まあ次で回収される伏線なんだろうけど、この映画単体でもそれなりにオチつけてほしかったなあ。まあ老兵は消え去るのみというか、頼りなくってももう次の世代がやるしかないんだ、ってことなのかね。なんか1世代飛び越して次は子供が活躍しそうだけど。
しかし、ディズニー映画でもスーサイドアタックなんてやるんだ。