ハクメイとミコチ #12 紅髪の記憶

ハクメイが昔、行き倒れてたとこを拾ってもらった緑尾老のキャラバンが近くを通るというので、ミコチと見に行くんだが、あんまり近くでもなかった。山超え谷超えで最後はロープウェイで一晩かかってたどり着いた山の頂で日の出を待つ。キャラバンの通り道と反対方向を見てたのに気づいたときは、もうキャラバンは通り過ぎて、シッポが見えるだけだった。
でも、声は届かなくても、ハクメイには趣味の爆薬があった。
日常系ファンタジーというか、スローライフ系?日本語の新聞もあったし、自動車や飛行機はなさそうだけど汽車は走ってた。異世界、というよりも日常と地続きな感じで、馴染みやすい居心地の良さそうな世界が気持ちよかった。