めくらめっぽう刀を振り回す「天狗」捨助の素人剣法に呆れて余裕出してる斉藤一は、いきなり自分めがけて飛んでくる刀にびっくり。思わず「できる」とか言っちゃいます。斉藤さんのギャグがなんかふえてる気がする。源さんも先週以来ふっきれたようにノリが…

ここんとこシリアスが続いたんで、息抜きというか三谷節爆発。なんか典型的なシチュエーションコメディでした。 わたしが悪かったんだ、といじける斉藤一がやたらかあいかったり。桂小五郎も、おみっちゃんにチクって嬉しがってたり。 源さんのノリのいい演…

死に場所を定めてサバサバしてる山南敬助のまわりで入れ替わり立ち替わり気を回す仲間たち。シチュエーションコメディの手法をそのまま使って悲劇を盛り上げる三谷脚本はさすが。珍しく饒舌な斉藤一からお久しぶりの伊東四朗まで、それぞれの役柄ごとの思い…

新参の甲子太郎に釣られて？山南さんを庇う土方歳三、なんだ山南さんのこと認めてるんだと総司に言われて照れくさそうに笑ったりしても、もうすべて遅かったという、腐女子ごのみな展開。今週の土方さん、いい芝居してました。 近藤勇って、そんなアタマが柔…

暗くならないようならないようにしてるけど、かなり内部対立をねちこく描いてますね。堺雅人@山南敬助が黙って考えるタイプで、時代劇コードでは策謀家になっちゃうところを要所で見せる笑顔が効いて救いになってる。一方の山本耕史@土方歳三も若さというか…

捨助がどんどん重要なキャラクターになっている。お邪魔キャラだと思ってたんだけれど、意外と最後は感動的なシーンがあったりして。 フィクションとはいえ根っこには史実があるわけで、「ホントはこうだった」的なツッコミが入るのは避けられないし、そうい…

八嶋智人の武田観柳斎って、ドンピシャのキャスティングだわ。しかし捨助のおかげで桂小五郎が助かったってのもすごいね。 先週もなんだかだらけた新選組だったけれど、今週も御用改めの間でギャグはさんだり、わりとヌルい感じでいってチャンバラがきて、最…

テロも日常の内というかなんというか。来週から池田屋ですね。 最後に手紙についた白粉の匂いをかいでるとこが面白かった。

芹沢鴨暗殺。 なにも信じられる物などない、と言っていたお梅が、芹沢に「俺の墓に入れ」と言われて素直に喜ぶシーンがよかった。鴨のこの一言でお梅は死ぬことになったわけなんだけれども。死を前にした二人が紅葉狩りにでかける綺麗なシーンは、「俺たちに…

いよいよ血腥い内部抗争に突入してまいりました。 内部統制に向かう土方歳三の山本耕史が甘い顔つきでちょっと似合わない感じ。

お梅が鴨をあおり、鴨が総司をあおる。近藤勇の視線から、鴨も総司も目をそらす。お梅は沖田にも土方にもコナかけるけど、近藤勇には近づかない。土方は、近藤・鴨・沖田の三角関係にはからんでこない。 芹沢鴨の魅力は佐藤浩市の手柄だけど、鈴木京香は妖し…

いよいよ追い詰められる鴨。新見と土方による浪士組内部での勢力争いがあり、一方で芹沢の近藤に対するひけめと憧れのないまぜになった複雑な感情ーコンプレックスがある。もちろん近藤にはそんな芹沢の胸中を察することができるはずもない。近藤が芹沢を庇…

ああ今週は鴨×近藤勇だ。なんかアケスケにラブシーンです。 木原敏江のヴェッテンベルク・バンカランゲンとか思い出しました。

これは、芹沢×沖田ですかっ！腐女子的には萌えシチュなんですかっ、せんせい！ でも鴨さんの本命は近藤勇で、土方さんと張り合うんですねっ！もしかして近藤勇総受けですかっ？ 大河ドラマでここまでやるんですかっ！ 男装娘がカミングアウトしたりとシチュ…

芹沢鴨をどう描くか、というのが多分腕の見せ所。三谷版は、先週近藤勇に誰でも思い違いするだろ、と思わず言い訳してしまったあのあたりがキモか。今週の、重ねて覚悟を問う山南敬助に、覚悟のないものなどここにはいないと言い切る芹沢に対して、香取の近…

大島弓子「秋日子かく語りき」原作のNHKドラマ。原作から大島弓子っぽさを抜いて対象を広げて再構成した感じだけど、原作からはなれてドラマとして面白い。ベンジャミンのエピソードがあって、約束の１週間が過ぎて、え、まだ続くの？っていうか２０回放送の…

そんなに三谷さんっぽくはなかった。大河ドラマを見るのはほんっとに久しぶりで、なんかすごい懐かしかった。 佐久間象山というとみなもと太郎の絵が浮かんできてしまうので、石坂浩二にはちょっと違和感が……

ゲストの犯人役は松本幸四郎。殺人の後始末は自分でやらないといけないから、エライ人ほど間の抜けたことをする。放送時間がたっぷりある分往生際悪くじたばたと抵抗するのがナイスでした。いつのまにか仕切ってる八嶋智人が「後は古畑、好きにやってみろ！…